コミ(こみ)

互先たがいせんのとき、黒が白にあたえるハンデのこと。国内でコミは6目半もくはん(中国ルールでは7目半もくはん)です。

囲碁いごは先手の黒が有利なので、普通ふつうに対局すれば黒が勝つ可能性かのうせいが高くなります。そこでその不公平ふこうへいさをなくすため、白は最後さいごに6目半もくはんをもらえます。

たとえば、黒と白がおたがいに10目のを囲っていた場合、白が最後さいごに6目半もくはん足すので、10目対16目半もくはんで、白の6目半もくはん勝ちになります。

なぜ6目半もくはんかというと、囲碁いごの長い歴史れきしの中でプロ棋士きしが何万局と対戦たいせんした結果けっか、5目半もくはん~7目半もくはんぐらいが妥当だとうと考えられているからです。

コミは整地が終わって、計算するときに足します。